ゆめチャレンジProject
「ゆめチャレンジプロジェクト」について
「桐朋ゆめチャレンジプロジェクト」は、桐朋高校生の様々な夢への挑戦を、同窓会が応援する事業です。
学問、スポーツ、文化にとどまらず、自分で何かを成し遂げたいという意志を後押しするために、資金を給付する形で支援します。
給付対象者は最大10名程度、給付金は最大30万円です。
2019年度から始め、これまでの4年間で合計38名の生徒が応募し、21名に給付しています。
2022年度 募集概要
2022年度は下記の通り募集しました。
※2023年度は4月に募集概要を掲載します。
●対 象: 桐朋高校在学生(高1、高2、高3)
●給 付 金: 一人最大30万円 (給付型・返済は不要)
●給付対象人数:最大10名程度
●選考基準および選考方法:
・一次審査 書類選考
・二次審査(一次審査合格者のみ) 面接 ※オンライン(Zoom)で実施
※団体での応募を希望される方はホームページに掲載している「応募案内」をご覧の上、所定の「応募用紙」と「個人情報の同意書」を記入し、お申し込み下さい。
応募締め切り;5月23日(月)必着(郵送のみ受付)
※校内でのポスター掲示、及び学校が発行する「校報」でも告知します。
【応募書類】
・ゆめチャレンジproject2022応募用紙(Excel)
・応募に関するお問い合わせ(tohoyumechallenge@gmail.com)
これまでの給付対象
2022年度の「ゆめチャレンジプロジェクト」は、事業開始4年目を迎え、委員会の体制や審査方法の見直しを行い、事業運営の精度向上に努めました。
その結果、応募者は10名で、5月~6月にかけて一次審査、二次審査を実施し、最終的に下記の6名に支援を行うことになりました。
2022年度(応募者10名)
学年 | 内容 |
3年 | 子供の頃米国で目の治療を受け、子供の立場に立った治療に感激した。 将来は日本だけでなく米国の医師試験にも合格して国際的な医師になりたい。 |
2年 | 陸上の8種競技で高校1年の時にインターハイで優勝した。さらに記録を伸ばし3連覇を達成したい。(当生徒は2022年8月に2連覇を達成しました) |
2年 | 登山を通じて自己探求をしたい。来春に単独登山に挑戦し自らの登山の世界を広げ、将来の職業選択や人生観の形成に役立てたい。 |
2年 | 芭蕉が辿った「おくのほそ道」を自ら行脚し、芭蕉への理解を深めたい。 将来はプロの文筆業を目指したい。 |
1年 | 本年、全世界で60か国以上22000チーム以上が参加する国際的なロボット大会に日本代表チームとして出場した。更にレベルを上げ優勝を目指したい。 |
1年 | 昨年仲間と写真同好会を立ち上げて、技術の向上を図りつつ、学校行事や他のクラブの活動をサポートしてきた。今後は映像班も作り活動を拡大し部への昇格を目指したい。 |
※詳細は、会報45号(2022年度発行)に掲載しています。
2021年度(応募者11名)
学年 | 内容 |
2年 | 子供の時に魅了された「シマフクロウ」の北海道の生息地に行き、生態観察と環境保護の取り組みを学びたい。将来的には環境保護に携わりたい。 |
1年 | 中学生の時から取り組んでいる「電子研」の仲間と一緒に、二足歩行ロボットを完成させて、ROBO-ONEのコンテストに出場したい。そのための機材を購入したい。 |
1年 | 毎日、朝・昼・午後の3回、御屋林に飛来する鳥の観察を続けている。フィールドワークで蓄積したデータを元に論文を執筆したいが、よりデータの精度を高めるための機材を購入したい。将来は鳥類研究者や自然環境保護などの仕事に就きたい。 |
※詳細は、会報44号(2021年度発行)に掲載しています。
2020年度(応募者9名)
3年 | 環境負荷のない地域空調システムの開発をしたい。
室外機のない空調システムを開発するために実験や研究をすすめたい。 |
3年 | 陸上競技でオリンピック出場を果たしたい。
110mH、400mH。それぞれ13秒台、50秒台を出してパリオリンピックをめざす。 |
2年 | トップクラスの柔道選手を招いて体験会、講演会を開催したい。
柔道部の活動の枠を超えて、柔道の普及にも寄与したい。 |
1年 | スプレーアーティストになるため技術を高めたい。
将来的にはプロのアーティストとなって自分の絵を世界に広めたい。 |
1年 | 自転車で日本縦断をしたい。
1年間で、3回に分けて計画中。そのための資金として有効に活用したい。 |
※詳細は、会報44号(2021年度発行)に掲載しています。
2019年度(応募者8名)
3年 | トロンボーン奏者になりたい。そのためサマーコースに参加して著名な奏者のレッスンを受けたり、学内外で、自分で企画して演奏活動を行いたい。 |
2年 | スキー部に所属。今年最後となる全国大会に出場したい。そのための練習には、時間と費用がかかるため応援してもらいたい。 |
2年 | 学外を含めて、仲間を集めて映像を制作している。自分の考えや現代社会の問題を世界に訴えたい。質の高い映像を撮るために活用したい。 |
2年 | 桐朋の伝統ある競技である縄跳びのサークルを立ち上げた。部ではないため、活動費はすべて持ち出し。JNF縄跳び検定に全員で参加したい。 |
2年 | 地学オリンピックに出場して金メダルを取りたい。そのための参考書の購入、同じ志を持つ仲間との各地での交流のために使いたい |
1年 | ニュージーランドへの留学に向けて、有効に活用したい。留学先で、価値観を共有し、国際的視野と英語力を身につけたい。(既に留学中) |
1年 | 国際関係学とコミュニケーションを学ぶためにアメリカの大学に進学し、将来の幅を広げたい。 |
※詳細は、会報42号(2019年度発行)に掲載しています。
募金活動のご案内
桐朋ゆめチャレンジプロジェクトは、同窓生の皆様からの寄付による「ゆめチャレンジ基金」を基に運営しております。寄付は、期限を設けず、継続的に受けつけています。
これまでも多数の同窓生から事業基金へ募金のご協力をいただいております。この場をお借りして御礼を申し上げます。
現役高校生を応援する気持ちを込めまして、皆様のあたたかいご芳志を募りたいと存じます。多数のかたがたのご賛同を賜りますよう、心からお願い申し上げます。
募金要項
名称:
桐朋学園同窓会ゆめチャレンジ事業
目的:
ゆめチャレンジ事業の資金に充当
募金目標:
目標金額は特に設けませんが、継続的なご協力をお願いいたします。
なお、年間の給付金総額の予算は300万円となります(1人あたりの給付資金は最大30万として、10人を目処にしています。)
募金活動の期間:
継続して行います。
募集額:
1口を1万円として上限を設けません。
※この募金は、寄附金控除等の税務上の措置を受けることはできませんのでご了承ください。
募金方法:
下記の3つの方法を用意しています。
1.金融機関(ゆうちょ銀行)への振り込み
2.クレジット決済
3.口座から定期的にお引き落とし
会報への掲載:
毎年発行する会報に、募金をされた方のお名前と卒業期を掲載します。